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恋愛カウンセラー羽林由鶴が語る、 結婚出来ない自分を変える5つの思考

羽林由鶴

2013.06.20 UPDATE

恋愛カウンセラー 羽林由鶴さん

6月といえば、結婚の季節。とはいえ最近は、心のどこかでこの2文字を気にかけながら、いつまで経っても近づけずにいる人も、決して少なくありません。結婚できない人、恋愛に奥手になっている人は、どうすればそれを乗り越えられるのか? 恋愛カウンセラーとして数々の著作を持ち、メディアなどでも活躍されている羽林由鶴さんにズバリおうかがいしました。

恋愛カウンセラー羽林柚鶴が語る、 結婚出来ない自分を変える5つの思考

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結婚できない理由が見つからない人が、増えている気がします

恋愛カウンセラー羽林由鶴が語る、 結婚出来ない自分を変える5つの思考

──カウンセラーとして多くの方から恋愛相談を受けていらっしゃいますが、相談者に共通点はあるのでしょうか?

羽林:20代、30代の方で最近多いなと感じるのが、「なぜ自分が恋愛ができないのか、わからない」っていうタイプです。仕事をしていて、それなりの収入や学歴もあり、おしゃれとかも楽しんでいる人。でもそんなふうに、結婚できない理由が見つからないのって、逆に悩みが深くなるんですよ。「自分に何か欠陥があるんじゃないか」と思ってしまう。まわりからも、「高望みなんじゃない?」とか言われて共感してもらえないし。そうすると特に女性の場合で多いのが、「結婚なんて興味ないです」と言わざるを得なくなってくる人です。でも本当は普通に家庭を作りたくて、寂しかったり不安だったりするんですよね。それで一人部屋に戻って、ワインやシャンパンを飲みながら考え込む、みたいな。そういう人が、私のところに泣きながら相談しにくることが多いです。

──さっそく、何人か友人たちの顔が浮かびました……。

羽林:そうでしょう。それで彼女たちが次に何をするかというと、もっと自分磨きをするんです。本を読んだり、エステに行ったり。まわりの話しを聞いて「あんな結婚だけはしたくない」とか、「ここまで待ったんだから、せめて友だちのダンナより上じゃないと」と秘かに思ったりして。そうするとどうなるかというと、恋愛や結婚に「確実」を求めるんですね。出会いがあっても、「この人はムリ」って最初から値踏みするわけ。そうしているうちに、どんどん高いものを望み、どんどん踏み切れなくなっていく。悪循環なんです。本当は出会いって、意識の持ち方だから。それを変えない限りは、永遠に自分にぴったりの人なんて出会えないのに。

悪循環に陥っている人って、実は男女ともにみんな真面目で優等生。そして、空気が読める。まわりから尊敬されて、完璧だと思われている人が多いです。でも若いときに傷ついた経験がないから、失恋しただけで、この世の終わりのように深く悩んでしまう。かすり傷を付けたことがない人は、ちょっとの傷におびえるんですよね。それで素の自分を見せたら愛されないと誤解して、いい女・いい男になるために、完璧を目指してしまう。でもそれは、恋愛や結婚においては逆効果。遠くから尊敬されることはあっても、「一緒に暮らそう」とは言われないんです。

羽林由鶴

──ずっとそういう生き方をしてきた人が、殻を破るのは大変そうです。どんなふうにアドバイスをするのですか?

羽林:そう、崩しにくいんです。優等生気質の人には、がんばってなんぼっていうところがあるから。女性の場合だと尚更、自分の中でキャラクターを作り上げてしまうと今になって異性に甘えられない。甘えている人を見ると、イラッとしたりするし。そういう人に私が言うのは、「甘えるって、なんのためだと思う? 相手のためだよ」っていうことなんです。パートナーになりたいなら、「僕の存在が、君には必要だよね」って相手に思わせなきゃ。「甘える」って、コミュニケーションのひとつだから。自分をかわいく見せるわけじゃなくて、相手に自信を持たせてあげるための道具なんです。だから、「力を抜く努力をして」っていうの。

優等生気質な女性たちはとてもがんばりやさんだから、力を抜くことを恐れるし、今までそういうことをやり慣れてないんですよね。そこで、「そうすることでコミュニケーションスキルが高まるんだよ」と、彼女たちが普段使うような小難しい言葉で伝えるわけ(笑)。そうすると、「やってみようかな」ってなるんです。

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考え方を変えれば、誰だって幸せになれる

恋愛カウンセラー羽林由鶴が語る、 結婚出来ない自分を変える5つの思考

──生きる環境が複雑になり、余計に考えこんでしまう人が増えているようにも思います。

羽林:情報過多なんですよね。あまりにもいろんな情報が入る上に、情報って正しそうな顔をしてそこに在るから、どれがほんとかわからなくなってしまう。FacebookやLINEを使う人も増えたけど、これも最悪です。つまり、関係を作らないうちからSNSで知った気になってしまう。少し前なら、「会社であの子と仲良くしてるな。あー、つらい」というだけだったのに、今はFacebookで「彼、この前の日曜日、××に行ったんだ」「同じ写真ってことは、やっぱりあの子と一緒だったんじゃないか」と推測して、一人で悩むわけです。コメントが付いたとか付かないとか、「いいね!」の数がどうとかも、「どうでもいいから」って話しなんだけどね。本人はそう思えない。いくらでもリサーチできるから、一日中そのことで気をもんでしまう。なのに実際に本人とは、口もきいてなかったりする。コミュニケーションがさらに取りづらくなってるんです。SNSは現代人の悩みを増やしましたね。

恋愛カウンセラー羽林由鶴が語る、 結婚出来ない自分を変える5つの思考

──カウンセリングをすることで、相談者たちは変われるのでしょうか?

羽林:もちろん変わります。私のところに来てくれるっていうことは、意欲はあるわけだから。ようするに、考え方を変えればいいんです。完璧な自分になれば幸せになれるんじゃなくて、幸せは自分で作るもの。恋人は「ある」ものじゃなくて、彼と彼女に「なって」いくものなんです。その仕組みを知ればいい。そのためには、相手のいいところだけでなく悪いところもよく見ないと。もちろん自分の悪いところも見せる。それでも残った人は、すごくいいパートナーになる可能性がある人なんです。

もちろんそこで、相手に去られることもありますよ。でもそこで、すがってはいけない。そこで「私、変わるから」と言ってしまうと、がんばらなきゃいけない人生が残ってしまうから。「いやなら、さようなら」というスタンスが大切。そうしないと、ずっとラクに一緒にいられる関係は作れません。大人だから結果を急ぐのではなく、大人だからこそ、過程を楽しまないと。結婚生活って、とっても長いものですからね。

今回の取材を振り返って

心にザクザクと突き刺さる羽林さんの切れ味鋭い言葉に、スタッフ一同も、いつのまにかすがるような思いで耳を傾けてしまいました。恋愛という形や結婚というステイタスにこだわるのではなく、人と人との心のコミュニケーションを大切にしなければいけない。その言葉は、女性も男性も関係なく、また恋愛という範疇も超えて、現代人の生き方のアドバイスにもなっているように思いました。

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羽林由鶴

1988年に日本大学芸術学部放送学科を卒業、教育研究所で出版部門編集者として勤務後、2005年から心理カウンセラーとして活動。女性のための結婚・恋愛カウンセリング、コーチング技術を取り入れた学校教育活動を行う心理カウンセラー。現場経験に基づいたカウンセリング・コーチング手法はクライアントの口コミから徐々に広まり、現在では各種マスメディアで紹介されるまでに至っている。

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