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脳格闘家 関根 勤さんが選ぶ 妄想力で楽しむ3冊 ナビゲーター:タレント 関根 勤

脳格闘家 関根 勤さんが選ぶ 妄想力で楽しむ3冊 ナビゲーター:関根勤

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関根勤

妄想力を働かせ、我慢した先に幸せがあるんです

小説のおもしろさって、やっぱり脳内で空想することだと思うんですよね。だから小説は空想を助けてくれるアイテム、というか。そういう意味では、映画よりおもしろいと思いますね。僕は空想したり想像する力って、すごく大事だと思っていて。たとえば、アンジェリーナ・ジョリーみたいな人が現れて、いきなり「付き合って」って告白されたとするでしょ。当然そこで、「アンジェリーナ・ジョリーの口びるって、どんなに気持ちいいんだろう」と思うけど、僕はそこで「気持ちいい」の先を想像するんです。ここで付き合ってしまったら、家族からなにからすべてを失うなって。将棋の棋士みたいなものですよね。50手、100手、先を考える。僕はそうやって、生きてきたわけですよ。そこで、「我慢したオレは、つまんない人生を歩んでるな」なんて思っちゃいけない。我慢したから、幸せがある。それが私が考える“妄想力”なんです。

関根勤

人間は、誰もが競争を勝ち得たチャンピオン

どんな物事も、妄想力や想像力を働かせて見方を少し変えれば、まったく違うものに見えてくるものなんです。そもそも今の時代に生まれたことも、この国に生まれたことも幸せなことでしょう。世界には無念にも生まれてこられなかった命が多々ありますし、もし生まれたとしても心臓病で10歳で亡くなってしまう人もいる。それを考えたら「何言ってんだ、おまえ昨日もパスタ食っただろう」と。そういうことなんですよ。みんな、自分の幸せに気付いてないだけだと思うんです。
自分の境遇を、パリス・ヒルトンと比べるからいけないんです。いや、だいたいパリス・ヒルトンだって、たまたまおじいちゃんが大金持ちだっただけで、アレじゃ絶対幸せじゃないですから。僕はパリス・ヒルトンより、そこにいるお笑いコンビ“ずん”の飯尾くんのほうがずっと幸せだと思いますよ(笑)

もっと根源的なことをいえば、人間は誰もが、生まれてきただけですごいことなんです。だって考えてみたら、我々はひとつの精子が、何億という精子との競争に勝って卵子の中に入り込み、生まれてきたわけですよ。その何億分のイチのチャンピオンなんですからもっと堂々と生きればいいんです。

関根勤

倦怠期の夫婦にも効く!? 妄想力のススメ

少し前に、そんな僕の勝手な考えをまとめた『バカポジティブ』という本を出したんですが、先日、その発想で人生相談に答える『全肯定! 関根流・ポジティブ人生相談』という本を出しました。人々のいろんな悩みに、僕なりになんとか答えたんですが……まあ、むずかしかったですね。だって、「主人と一緒にいると、やたらと眠くなるので困っています。どうすればよいでしょうか?」と聞かれてもねぇ(苦笑)夫婦って温度差がありますから。うちだってそこは困ってる問題だったりしますからね。だからとりあえず、「寝ればいいじゃん!」って答えたんですが(笑)。でもそれもね、妄想してみるといいんですよ。もし旦那さんが安土桃山時代に生まれてたらとか、もし自分がデンマークの王女だったら、とか。そうして天文学的な確率で出会ったことを思い出せば、旦那さんとの時間も少しだけ愛おしくなると思うんですよね。このように、妄想は人に迷惑をかけず人生を豊かにします。だから、みなさんも妄想力をつけてみてはいかがでしょうか。

関根勤

関根勤
タレント

東京都港区出身。 TBS「ぎんざNOW」の素人コメディアン道場で初代チャンピオンとなり1974年12月に芸能界入り。デビュー後1975年には「ラビット関根」の芸名で活動。1982年にANB(現テレビ朝日)「欽ちゃんのどこまでやるの!?」レギュラー出演の際、番組内容により本名「関根勤」に戻し活動、現在に至る。バラエティ番組を中心に、テレビ・ラジオ、CM、舞台など幅広く芸能活動を行っている。

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