本文へ

製品情報>“VAIO”>My VAIO>特集>Weekly Z>“Z”で繋がる意外な関係〜FAIRLADY Z編〜

Weekly Z

“Z”で繋がる意外な関係〜FAIRLADY Z編〜

“Z”で繋がる意外な関係 〜FAIRLADY Z編〜

New VAIO Zシリーズの発売を記念して創刊したWeb マガジン「Weekly Z」も、いよいよ最終回。 今回はサッカー解説でもおなじみの中西哲生氏が日産自動車株式会社を訪問し、日本を代表するスポーツカーのフェアレディZについて、NISSANブランドのデザインダイレクターである長野宏司氏に色々なお話を伺いました。 特に、デザインの観点からVAIO Zシリーズの魅力を伺い、「よいデザインとは何か」について対談。デザインが結びつける両製品の共通点とは?対談を通して、どんな発見があったのでしょうか。

PROFILE

長野 宏司

長野 宏司
日産自動車株式会社
グローバルデザイン本部 プロダクトデザイン部デザイン・ダイレクター

1957年生まれ 九州芸術工科大学卒(現在の九州大学芸術工学部の前身)
全世界で発売される日産自動車のNISSANブランドのデザインを統括。
今までに手掛けたプロジェクトは、B12サニー、S13シルビア、C24セレナ、P12プリメーラ、Z50ムラーノなど多数。

History 〜FAIRLADY Zを知る

FAIRLADY Zらしさとは?

FAIRLADY Zらしさとは?

こんにちは、中西哲生です。今日は横浜にある日産自動車株式会社グローバル本社に来ています。日産のフェアレディZといえば、日本を代表するスポーツカー。しかも、初代Zは、僕が生まれた年と同じ1969年誕生と聞くと、何かの縁を感じます。そのデザインを統括しているのが、NISSANブランドのデザインダイレクターである長野宏司さん。フェアレディZという看板を意識しながら、新しいデザインを作るのは大変だと思いますが、どの辺りを意識するのでしょうか。

「すべて、気にかけなければいけないことばかりですね。国内だけでなく、世界中にフェアレディZのファンがたくさんいて、裏切ることはできません。ファンの期待を超えることを、いつも気にかけています。ファンが求めるZらしさ─作っているときは「“Z”ness(ゼットネス)」と呼んでいたのですが、それは何だろうと常に問い直しています」

たしかに、時代につれて変化はあるものの、フェアレディZらしさはどの時代のモデルにも感じられますね。Zらしいデザインとはいったい何なのでしょうか。

「まずクルマ全体のデザインで考えたとき、一番重要なのはプロポーションです。プロポーションがいいというのは、スポーツカーとしてあるべき必要条件みたいなもの。その中でZの特徴としては、ロングノーズ&ショートデッキが挙げられます」

なるほど。スポーツカーにとって 「かっこよさ」は、とても重要なファクターですものね。

FAIRLADY Zらしさとは?

FAIRLADY Zらしさとは?

「このクルマのデザインコンセプトは“センシュアルメカニズム”。センシュアルとは色気があるというような意味で使っているんですが、人間味のあるデザインがテーマです。デザイナー間で、そこをコミュニケーションしながら創っていきました。エクステリアの面の表情や、インテリアの細かい部分にも、その感じが出ていると思います。」

デザインコンセプトを聞くと、僕達を魅了するZがどんな風にデザインされて完成に至るのか、ますます興味が湧いてきます。

「実は基本となるデザインはグローバルオープン(スケッチ)コンペで決定しました。参加人数は海外のデザイン拠点も含めて、おそらく150人くらいでした。昨日入った新人でも参加できるんですよ。いい意味で、誰にでもチャンスはあると。結果的には、日本とアメリカのデザインチームのコラボレーションになりました。」

「Z」のもつ意味

ボディに輝く「Z」のエンブレム。もともと、Zという名前は、「究極」を表すアルファベットから付けられたそうです。さらに、「Z」という文字には未知数という意味も含まれているとか。まさに究極のスポーツカーにふさわしいネーミング! 初代のフェアレディZを見ても、すでに「Z」のマークが入っていますが、これはずっと変わらずに使われているのでしょうか。

「細かいデザインは時代にあわせて見直しています。でも、Zというアルファベット一文字で表現するということは変わっていません。。デザイナーというのは、前のデザインを否定したがる職種なので(笑)、それでもこれまでちゃんと守り続けられているというのは、それだけZの重みがあるということなんでしょうね。」

「Z」のもつ意味

「Z」のもつ意味

エンブレムの配置場所は、フロントからサイドに変わっています。グローバルスタンダードにあわせて、フロントに日産バッヂを配置し、車種ごとのバッヂは廃止されたのですが、Zというブランドは残ったとのこと。

そういえばVAIOも以前、SONYロゴが先か、VAIOロゴが先かといった議論がなされ、結果的にマイナーチェンジの時に位置が入れ替わったことがありましたね。 (編集注:2007年、VAIO SZシリーズのマイナーチェンジ時です)

Zに迫る

デザインと安全性の両立

実際に展示してあるフェアレディZを見せてもらいました。いやー、かっこいいです。曲線の美しさや、エッジの際立ち方は、やはり実車を見ると感動します。

「全体のバランスは、この新型になって更によくなっていると思います。タイヤの位置を前にしたり、人が乗る位置なども改善しています。あと、非常に細かなニュアンスで面を作っているので、プレスが難しかったですね。ドアとバックドアは、アルミを使ってるんですよ」

え、パーツごとに素材が違うんですか、その理由はどこにあるのでしょうか?

デザインと安全性の両立

デザインと安全性の両立

「主に軽量化ですね。アルミは伸縮性があまりなくて、鉄に比べて深いプレスがしづらいので、条件と整合性をとりつつ、形状をきめていく事が難しかったですね。いろいろな素材を使っているので、見ための質感を揃えるのには技術が必要になります」

安全性を高めるためのオプションを装備するため、前型車に比べ、重量が増加します。そのための素材設計を含めて、更なる軽量化が必要であったということ。これも時代の趨勢とはいえ、デザイン性との両立は大変です。目に見えないところで、高い技術力が駆使されているというワケです。

デザイナーから見たVAIO Zの魅力とは!?

読者プレゼント

応募ページへ進む

読者プレゼント

バックナンバー

ページトップへ